微信指数は中国マーケティングに使えるのか

中国に少し関わりのある人なら、きっと使ったことのある中国のSNS、微信(Weixin)。

微信アプリの中に、微信指数という機能があることを知っている人は、そんなに多くはないのではないかという気がします。

微信指数とは

微信指数を簡単に説明すれば、微信のもつビッグデータを元に、ある言葉がどれくらい使用頻度があるのか、グラフを見られるサービスです。

ちょっと使ってみるとわかると思うのですが、現状の微信指数は、Twitterの「おすすめトレンド」のようなエンタメ性のあるものではなく、単純にある言葉とある言葉の使用頻度を比較したり、とある言葉が何日間かのスパンの中で、どれくらい使用頻度が変化するのかを視覚化できる、どちらかというと研究用のものに見えます。

(参考:Twitter おすすめトレンド)

とはいえ、多くの中国人が利用している微信は、きっと膨大な量のデータを収集していて、そのデータが今後重要になってくるであろうことを考えると、今のうちにちょっといじってみることも必要かと思われます。

微信指数を使ってみる

早速、微信アプリを開いてみましょう。

🔍搜索 をタップします。

するとこの画面に。

微信指数 と入力すると、

出てきます。

微信指数をタップ。

検索してみる

すると、こんな画面が出てきます。

一番上、搜索と書いてあるところに、適当に文字を入れてみましょう。

例えば、「元旦」と検索してみました。

すると、グラフが現れます。

1月1日に、36万回この言葉が使われた、ということが見て取れます。

7日、30日、90日とグラフの横軸の広さを選択することができます。

グラフに現れている縦の線は、左右に動かすことができるので、縦線を左に動かして、例えば11/16にどのくらい使われたか、回数を確認することもできます。

比較をしてみる

この元旦という言葉と、他の言葉を比較して見ましょう。

「➕添加对比词」をタップ。

圣诞节というキーワードを入力してみます。

入力したら、对比をタップ。

すると今度は、12/25を最高点とするグラフが立ち現れます。

この調子で、キーワードを追加してみましょう。

双十一と、万圣节を追加しました。

比較できるキーワードは最高4つまでです。

結果を友達に送る

比較結果を友達に送ることもできます。

右上の点3つをタップして、

转发 をタップ。

友達を選びます。(この機能、どう活用すれば・・・?)

履歴が残る

一度検索した言葉は、履歴に残ります。

画面には、最新のデータが反映されて、前日との増減比が表示されています。

毎日特定の言葉の流行をウォッチしたいなら、必要な機能かもしれません。

ちなみに、消したい履歴は、左に向けてスワイプすると消えます。

素朴な疑問

微信指数で表示されている数字は、いったいなんの数字なのか?

これについては、はっきりしたことはよくわかりませんでした。

微信指数の常见问题によれば、

微信指数は、微信を使ったキーワード検索、本人確認済みアカウントの発した文章と友達に向けてシェアした文章から、総合的な分析により、使用頻度を表したものです。

これを読む限り、友達と一対一、もしくはグループチャットでの会話において使用された言葉は、この指数には含まれないということなのでしょう。

これ以上に詳しい説明もないので、微信の発表する指数なのだ、と諦める他ないのかもしれませんね。

使用頻度の低い言葉は検索できなかったりします。

使い方によっては、面白い発見が

東京、京都、大阪、北海道という言葉を比較してみました。

北海道が、東京、大阪、京都を大きく超えている期間があるのが見て取れます。

状態的には東京よりも低いけれど、中国人にとって、北海道への関心が高いことを示すデータと言えるのではないでしょうか。

このように、仮説を持って検証する、という作業には、使えるかもしれません。

微信指数、まだまだ使い道が眠っているのかも。

皆さんも、是非興味本意に試してみてくだされ。

それでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

上海を中心に、中国関連の気になる出来事を発信しています。時々関係ないことも書きます。学生時代に上海留学。現在は日本で会社員生活。いつか中国で書きたい。91年生まれ。