留学で突き付けられた、「自分は何者か」問題

留学のこと

僕は学生時代に、中国は上海に10ヶ月ほどの留学をしていました。

片田舎からの上京組だった僕は、入学当初留学なんて1ミリも考えたことはなかったのですが、とある中国に関する授業を受けたお陰で、留学まですることになりました。

留学を決意するにあたっては、もちろん結構悩みました。

とりあえず、お金大丈夫か…?という心配とか、

一年卒業を送らせてまで留学して、何のためになるんだ…?とか。

それでも行くことに決めたのは、シンプルに、やりたかったから。やらずにはいられなかったから。

長期の留学の前に、夏休みを利用して2週間ほどの滞在をしてみて、中国という、なんだか怪しげで、巨大なエネルギーを秘めた怪物を、もっと知りたいという欲望に勝てなかったから。

なんだかんだで、留学を決めて、いろいろ準備をして、上海に来た。

正直、毎日ものすごく面白かった。

新しい発見がない日なんてなかった。

授業に出て、中国語の課題をこなすのはなかなかしんどかったけれど、そのしんどさも、街に出て、ただ小籠包を注文するそれだけのことも、日本では味わえない体験だった。

ずっと持ち続けた疑問

何ヶ月か、そんな日々を過ごしていて、ふと思ったことがある。毎日面白いけれど、それでいいのか…?という疑問。

自分の外側に面白いものは沢山あるけれど、自分はそれを受け取っているだけ。

自分自身が、なにかを生みださなければ、一生消費するだけの人生なのでは?

自分は何者なのか、何ができるのか?

多分、今現在留学を決めかねて悩んでいる学生も、すでに留学中で、日々頑張っている学生たちも、同じ悩みを抱えていたりするんじゃないかと思う。

学生よりちょっと毛の生えたくらい長く生きてみた僕から、吹けば飛ぶようなアドバイスがしたい。

自分が何者か。それは、他人が決めることではない。誰かが作った枠組みに縛られることではない。

自分が何者かという問いの答えは、自分自身の中にある。

自分自身の行動の積み重ね、興味や関心の方向、一言では表せないそれらが、何者であるかの答えだ。

誰かが作ったレールの上を走らされる必要はない。誰かが必要としている能力を証明するために、留学をするものではない。

行動すること、興味関心を深めること。人生を諦めない人がまずやるべきことだ。

無駄なものを作って生きられる時代に必要なのは、規定の概念の内側にあるものではなく、他者にはないアイディアと、行動力だ。

そう言ってしまうと偉そうなんだけど、ほんとはもっと馬鹿げたアドバイス。

吹けば飛び去るアドバイス

やりたいことやろうよ。

留学?してみたいならしようよ。

賢そうな大人に、「留学してなんのためになるの?」とか、「留学して得た体験(弊社にとって有用な)を述べよ。」とか言われるかもしれないけれど、そんなこと関係ない。

留学して得た体験は、就職活動で話すためのつまらない小話ではない。

安全なとこにいて何もしないより、行動して失敗する方が断然いい。

留学の話を中心にしてきたのだけれど、なんなら留学じゃなくたっていい。

やりたいことに貪欲であれ。

今は道に迷っていても、やって来たこと、失敗してきたことの積み重ねが、いつか助けてくれる。

留学を悩んでいる学生さん、そして留学してみたけど道に迷っているあなた方へ。

一に行動、二に行動。(そしてちょっと休息)

いろんなとこ怪我をしながら、それでも動き続けましょうや。

いろんな経験をして、まだ見たことのないもの、経験したことのないものを、ちょっとだけ年取った僕に見せてくだされ。

もっと面白い社会を作りましょうぞ。

(僕も頑張る)

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ABOUTこの記事をかいた人

上海を中心に、中国関連の気になる出来事を発信しています。時々関係ないことも書きます。学生時代に上海留学。現在は日本で会社員生活。いつか中国で書きたい。91年生まれ。