大晦日の除夕、元旦の春节

2018年2月15日は旧暦の大晦日である、除夕ですね。

そして明日16日は、元旦である春节(春節)です。

今回は、そんな中国の年越しについて書いてみます。

お年玉、红包について

お正月の文化として、お年玉である红包(ホンバオ)があります。

压岁钱ともいいます。

日本のお年玉と同じように、春節に親戚の人が、袋にお金を入れて子供にあげるものです。

子供の親は、大晦日である除夕に子供が寝静まった後、枕の下にそっと红包を入れておきます。

红包を枕の下に入れる様になったのは、言い伝えがあるようです。

昔、ある妖怪がいて、毎年除夕になると、寝ている子供の頭にいたずらをして、子供を馬鹿にしてしまうのだそうです。

その為、家族は寝ずに子供を見守っていました。

子供に八枚の銅銭で遊ばせていましたが、子供は遊び疲れてしまったので、親はお金を赤い紙に包んで枕の下に入れて置きました。

そのうちに親も眠くなって寝てしまいました。

真夜中、妖怪が入って来て子供にいたずらをしようとしましたが、枕下に閃光が走り、妖怪は驚いて逃げてしまいました。

次の日、このことを親がみんなに伝えたところ、みんながそれに習ってお金を赤い紙に包んで子供の枕の下にいれるようになったそうです。

いろいろと「?」マークの付く言い伝えですが、他にも諸説ある中のひとつのようです。

それに、上海の友達に聞いたら、「そんな言い伝え聞いたことない」とのことなので、よくわからないけど習慣として残っているということみたいです。

スマホで红包

 

さて、红包といったら、最近はスマホでやり取りするものですね。

もともとは、年を越してから、親戚の人に子供がもらうものでしたが、今や大人たちが、大晦日から熱狂しています。

中国のキャッシュレス社会を推し進めたもののひとつが、この红包の存在です。

現在のようにほとんどのお店でスマホ決済が使えるようになる前から、この红包は社会現象と化していました。

タダで参加してお金をもらえるのですから、みんな参加したくなります。

「スマホで红包」と言うのは、数に限りがある宝くじをSNSで配るようなイメージです。

日本で使われているLINEというSNSにも、商品券をプレゼントしたりする機能がありますね。

「スマホで红包」は、金額と発行数を決めて発行をして、くじに参加して欲しい人たちにリンクを送信します。

自分で発行する場合には、そのお金は自腹です。

すると、みんなが我先にとリンクへ飛び、くじを引いて、当たったらそのお金をもらえます。

もらったお金は使わなければ意味が無いですよね。

こうしてキャッシュレス社会は成長しました。

餃子

年越しには家族で餃子を作って食べるという習慣があります。

ただ、それは北方の人々の話です。

上海にはそういう風習はありません。

麻雀・斗地主

中国では年越しに麻雀は付きものです。

賭博としての楽しみもあるのでしょうが、普段会えない家族が集ったり、近所の人もこの時期ばかりは仕事をお休みにする中で、みんなで顔を合わせて楽しめるコミュニケーションのひとつなんですね。

日本の麻雀よりだいぶ簡単なので、家族みんなで楽しめる遊びです。

斗地主は、日本でいうところの大富豪というトランプゲームに近いです。

普段から、おじさんたちが公園に集まって遊んでいるトランプゲームです。

欢乐斗地主•腾讯 – Tencent Mobile Games

爆竹

僕が留学をしていた頃、年越しには爆竹と花火が街中で行われていて、ものすごい騒ぎでしたが、最近は取締りが厳しく、都市部ではあまり派手にできないようですね・・・。

なんだか寂しいです。

終わりに

今回はとりとめもなくつらつらと中国の年越しについて書いてみました。

それぞれの国ごとに年越しの文化は違いますけれど、アジア圏の文化はなんだか特色があって面白い気がします。

それでは、

恭喜发财,新年快乐!

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ABOUTこの記事をかいた人

上海を中心に、中国関連の気になる出来事を発信しています。時々関係ないことも書きます。学生時代に上海留学。現在は日本で会社員生活。いつか中国で書きたい。91年生まれ。