猩便利 上海の無人コンビニ業界で新世代のスター登場か

中国では長らく、日系のコンビニが市場で大きなシェアを握ってきました。日本で培ってきたサービス力を活かして、全家(ファミリーマート)やセブンイレブン、ローソンといった日系ブランドが、急速な店舗展開を行い、東京と変わらないくらい、あちこちに乱立したのです。

しかし、今年に入り、中国のコンビニ業界に大きな革新が生まれようとしています。

中国ではここ数年で、スマホを利用したキャッシュレス決済が当たり前になりました。これは日本とは比べ物にならないほどの大きな変化で、この動きに合わせて変わりつつある人々のライフスタイルや嗜好に応えるためには、新しいタイプのコンビニが必要とされるようになりました。

それが、店員・レジがないコンビニ、無人コンビニです。

注目を集めるスタートアップ 猩便利

無人コンビニはまだ市場が確立していないため、多くのスタートアップが挑戦しているのですが、そのなかでも、一気に知名度を上げたブランドがあります。

それが、「猩便利」です。

9月終わりから10月頭にかけて、上海で8店舗をオープンし、注目を浴びています。

「猩便利」にはレジがないので、急いでいるときに順番待ちでイライラすることがありません。

どうやって無人コンビニで精算を行うのか

1.お店に入ったら、無料のWifiに接続する。専用のアプリをダウンロードする

2.商品を手に取る。商品に貼られているQRコードを読み取り、スマホ上で決済。

3.購入した商品は、自分で温めをしたり、袋に詰めたり、お店の中の席について食べることが出来る。

4.用事が済んだら、お店を出るときに出口でQRコードを読み取って買い物したもののチェックを受けて、完了。

この、最後のチェックを受けないとドアが開かない仕組みになっているので、勝手に盗んだりすることができません。

「猩便利」のその他の無料サービス

「猩便利」では、スマホの充電、Amazonの本の貸出し、雨傘を借りる、といったサービスを無料で行うことができます。

猩便利 上海での8店舗

长宁路店:长宁路1158号107单元

番禺路店:番禺路1号裙房A2-1室

福山路店:福山路450号1B-2

南泉北路店:南泉北路528号一层

桂林路店:桂林路406号1号楼107室

大吉路:大吉路273号

殷行路:殷行路1388号悠方购物广场B2-15

天钥桥路店:钥桥路218号101室

「猩便利」は急拡大を続けるか

「猩便利」は続々と店舗出店を考えているようです。

このように、無人コンビニが人々の生活に浸透してくれば、既存のコンビニはシェアを奪われる結果となるでしょう。

そして、中国で生まれた無人コンビニ・ブランドが、労働力不足にあえぐ日本市場を席巻する・・・。

そんな未来は、遠くないかもしれません。

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ABOUTこの記事をかいた人

上海を中心に、中国関連の気になる出来事を発信しています。時々関係ないことも書きます。学生時代に上海留学。現在は日本で会社員生活。いつか中国で書きたい。91年生まれ。